広げていく遊戯=ラジオ

奥成達さんが本について語るラジオ「nusic books」。
南陀楼綾繁さんhttp://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20050617や「退屈男と本と街」さんhttp://taikutujin.exblog.jp/d2005-06-17や「奥成達資料室」http://okunari.exblog.jp/、「葉山空間」http://www.kanshin.jp/hayama/のおかげで
かなりの多くの人に聞かれています。ありがとうございます。


一冊の本をベースに、笑いながら、さまざまなことを語る。とにかくさまざまな言葉をばらまいて、本をめぐる交流の場を広げていく遊戯=ラジオです。まだでしたら、どうぞ。(6/16の日記を参照して下さい)



◆言葉の広がりということでいえば、今度、7月上旬に出す海の家の本『海の家スタディーズ』(鹿島出版会)も、そうとう広い語りの地平を体験できると思います。あるタイプの海の家は、今、実におもしろい空間ですから、海の家関係者の言葉も非常に豊かです。生ゴミを分解していくミミズを語るグンター・パウリ、レコード業界関係者さえ把握しにくいジャパニーズレゲエの歴史、新しい観光や、フェア・トレードが語られ、丸太を組んだ骨組みを語りあう同じ言葉の地平で渋さ知らズ、渡辺勝という名前が発せられていきます。と同時に建築家の長谷川逸子さんが、浜辺で行なわれる春を知らせる儀式について話したりします。もう少しお待ちください。


それといきなりですが、映画ファンに、とっておきの情報を教えます。
映画のパンフレットやポスターのコレクションをしている人は、掘り出し物がみつかるかもしれません。銀座煉瓦画廊(東京都中央区銀座7-8-8 銀座倉橋ビル9階)で、6/21(火曜日)〜6/26(日曜日)<午前11時から午後7時>開催の「シネマカルト・コレクターズ展」。
中国人のオタクとか、もう情報をキャッチして動いているみたいです。よろしく!