2003-11-01から1ヶ月間の記事一覧

オアシス音楽史1についてのメモ-2-

画家の古谷利裕さんの「偽日記」の11/23のテクスト http://www008.upp.so-net.ne.jp/wildlife/nisenikki.html を読みながら、この海の家の90年代前期の音を考えていく。 たまたま読んだ文章だったが、樫村愛子氏の『若者たちのポストモダン的な共同性』を踏…

ラジオ番組「オアシス音楽史PART1」公開!

私が作ったラジオ番組 「オアシス音楽史PART1」が葉山のインターネットラジオNUSICで公開されました。 葉山の図書館の近く、アートカフェで録音したもの。葉山芸術祭やワークショップを行っている非営利のマネジメント組織。その静かな庭が見える事務所で11…

「青い瓶の話」最新号発行!

今年の夏に亡くなった作家、倉本四郎さん。 その追悼記事を載せたwebマガジンが発行された。 「青い瓶の話」 2003年11月24日号 No.54 登録は http://www.kitazawa-office.com/aobin/ao_top.html バックナンバーリストから読む場合は http://backno.mag2.com/…

「パーク・ライフ&ビーチ・ライフ」-2-

一色海岸の海の家にいる。椅子に座って海を見る。それから、隣のテーブルにいる黒い水着の女の人を見ている。とても魅力的なからだをもった人なのだ。あっ、向こうにおもしろいタトゥーをした若い男がいる。でも女の人を見てしまう。 夏の海辺で水着の女性を…

小説『パーク・ライフ』(吉田修一著 文藝春秋 2002)を読みながら、海の家についてのメモをとる試みの2回目です。(メモの1回目は11月14日ですよ)

海への視線を遮る壁

ベルリンの壁と密接に関連していた『ベルリン・天使の詩』の視線の劇について、私は「極西文学論序説」4章に関する文章で触れた。 ベルリンの壁が市民たちによって壊された14年後の今、パレスチナではイスラエルによって視線を断ち切る壁が作られようとして…

「極西文学論序説」4章について 

東京の高台に立つラフカディオ・ハーン、空襲のために飛んできた東京上空B29の乗務員、首都高速上のアンドレイ・タルコフスキー、そしてやはり首都高速という高所にいるヴィム・ヴェンダース。映画『ベルリン・天使の詩』のように、あなたは「極西文学論序説…

仲俣暁生さんid:solarが雑誌「群像」12月号(講談社)で書いた「極西文学論序説」4章。それを読んで私が思ったことを文章にして載せる。連載途中の評論について書くのはやりにくいが、blogの展開の一つの試みとして発表することにしてみた。それと、1〜3章は…

原宿のツリーハウスとキュビズム建築

今週行った店についてのメモを。 木曜日、原宿に行った。 ラフォーレの前の樹木にツリーハウスが今作られている。 毎週土曜、久留和海岸のビーチクリーンの帰りにいくカフェ「escape」の 小林さんや歴くんが作った樹上の小屋。 それからラフォーレ内の洋服屋…

「パーク・ライフ&ビーチ・ライフ」 -1-

『パーク・ライフ』という本を読んでいるうちに、自分はどんなふうに一色海岸に入っていくのか考えてみた。 この本の「ぼく」がこんなふうに印象的な歩き方で日比谷公園に入っていったからだ。 「なるべく俯いて歩くことにしている。遠くのものを見ないよう…

小説『パーク・ライフ』(吉田修一著 文藝春秋 2002)を読みながら、海の家についてのメモをとってみた。2回に分けて掲載する。

山形浩生の穴

実はフリーライターの言葉をめぐる文章を書きたいと思ったことがある。数年前、ある雑誌で「山形浩生×五十嵐太郎」の対談原稿アンカーの仕事をして、失敗した経験を私はもっている。対談をうまくまとめることができずに、ボツになり、編集部の人間が書いたと…

倉本四郎追悼原稿

昨日、webマガジン「青い瓶の話」編集部に、倉本四郎追悼原稿を送った。 「青い瓶」は写真家/デザイナーである北澤浩一氏が主宰している「電子メディアで読める文藝」を目指している雑誌。最近、近藤 等則のアルバムジャケットをデザインした北澤氏のシャー…

「オアシス音楽史-1-」のメモ

昨日は葉山図書館の近くにあるアートカフェで「オアシス音楽史」の録音をした。 メンバーはオアシスの音響を長年しているサックスプレイヤーの藤川さんと、代表の朝山さん、それにラジオのミキサーの平尾さん。藤川さんに、秘蔵の音源をもってきてもらって、…

80年代都市戦争

仲俣さんid:solar:20031104がダイアリーの中で「1980年代は、ぼくらにとってひとつの戦時下だった」という文章を書いている。 確かにあの時代を「戦時下」だったと規定すると、何気なく置かれていた本や写真が非常に意味をもって見えてくる。生きるための参…

ラジオドラマ

NUSICの飯塚さんから電話があって、「オアシス音楽史」は、編集ソフトの使い方教えるから、自分で編集してくれといわれた。ラジオ番組を自分で編集して作ることになった。その昔、ラジオドラマを作ったことがある。ため息を意図的にいれて作ったものだった。…

BEACH CLEAN/淘げ屋

毎週土曜日午前中に行う久留和海岸のビーチクリーンを、今日は天候が悪いのでしなかった。お昼に、いつも一緒にビーチクリーンをしているMさんから電話。彼女も今日はしなかったようだ。ビーチクリーン。浜辺が寒くなってくると、夏のように、そのまま、商品…

オアシス音楽史へ

11月1日になった。このダイアリーの公開は、今くらいかなと思っていたので 今日にしましょう。 さあ、オープンいたします!来週行う予定のラジオ番組「オアシス音楽史」のメンバーのスケジュール調整。 内容は、海の家の音楽の歴史。1980年代から始まるもの…