2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧

All the young dudes Carry the news

ある本のプロジェクトで、建築家のHさんのお話をうかがってきた。主題に関しては、改めて書くことにして、雑談の中で聞くことができた印象的なお話を。「クロアチアの建築家たちが、これから出てくるのではないでしょうか」という話。彼の土地で建築に関する…

奥成達さんとラジオ

3月から詩人の奥成達さんとラジオの番組を作ることに決めた。 友人の画家dが今、赤塚不二夫さんについて考えている。赤塚氏の漫画を見ることによって、日本の美術という制度のあり方、さらに自分が絵を描くことについて考えようとしている。その影響もあって…

ビートニクが集う海辺の街。それを「生息地」として見ること。

SOLAYAの帰り道、真っ暗な夜空にたくさんの星々。丘の上から海を見ながら家へと向かう。タヌキやキジが棲む林に沿って蛇行していく小道をゆっくり降りていく。 「命あるものは何であれ、生息地が必要だ。それは成長するための文化の温もりと湿り気をもったも…

今月は「フィルムは記録する」

建物の世界でいえば、海の家や作業小屋がずらりと立ち並ぶような光景である。今月下旬から始まる「フィルムは記録する2005:日本の文化・記録映画作家たち」(京橋のフィルムセンター)のラインナップですね。(2/22〜3/27) 商業映画がビルディングだとする…

保坂和志の小説に「出てた」男と会うこと

「キミ、小説に出てたでしょ?」 20数年ぶりにばったり出会った友人に思わずいってしまったのだが、相手も「あ〜あ、保坂の小説のことでしょ」とすぐに答えるのだった。 それは昨年の12月の銀座の路上のことだったのだが、その友人Tと先週新宿の店でゆっくり…

SOLAYAという店、そのフライヤーの地図について

寒いけれど、青空がきれいだ。 今住んでいる秋谷の丘は、青空と広がる海が楽しめるところなんだ。 その丘にある自分の家から歩いていけるところにお店ができた(この時点ではまだオープンされてませんよ)。 上から見るとノーチラス号を思わせる形の長者が崎…