2004-04-01から1ヶ月間の記事一覧

まるで音楽のようなキューバ映画を見てきた

イラク戦争関連の嫌な話ばかり聞かされるので、ここはベトナムとキューバでしょう!という安易な考えでフィルムセンターでやっている「キューバ映画への旅」シリーズへ。映画「ハノイ13日火曜日」と「79歳の春」を見てきた(4/23)。 監督はキューバのドキュ…

TRABANDを巡る座談会に参加

チェコのクレズマー風ロックバンドTRABANDについての座談会に出た。 (4/26 目黒・田燕居にて) (3月に来日したTRABANDについてはid:hi-ro:20040301) ヒカシューの巻上公一さん、トラッド音楽専門のライター白石和良さんらと、3月に渋谷エッグマンで行っ…

「ニュースタイル海の家」と「『暮らしの手帖』ポストモダン版」について

■海の家の最大の魅力は、夏の到来とともに浜辺に建てられ、過ぎ去ってしまえば解体されてしまう仮設建築であるということだろう。 浜辺を不法占拠している海の家ということで興味をもって、1年中営業をしている九十九里浜の海の家に行ったことがあるが、ど…

「黒のセダンが坂道を下りてきた」を発表

WEBマガジン「青い瓶の話」64号で私が書いた小品「黒のセダンが坂道を下りてきた」を発表しました。「青い瓶の話」 2004年4月6日号 No.64登録はhttp://www.kitazawa-office.com/aobin/ao_top.htmlバックナンバーリストから読む場合はhttp://backno.mag2.com/…

ビーチの読書について

『ビーチの社会学』の第8章で、他に気になっていたことをメモします。 私はビーチでの読書をずっとしたいと思っていて、実はしっかりしたことがない。外国人、とくに白人たちはビーチでの読書をしっかりするのだが、日本人はどうもうまくしていないのではと…

『ビーチの社会学』読書ノート3

『ビーチの社会学』(現代書館)第8章「トラブルを中和する」になってやっと著者のビーチ論が浮かびあがってきた。ビーチではトラブルが起こる要素がものすごく多くあるにも関わらず、トラブルがそれほど起こっていないこと。そのことに対する考察が行われ…

音楽と宝残し

「時代とリズム」を捉えている人ということで思い出したのだけど、ムーンライダースに関するスペース音楽史を纏めた後に、久保田麻琴のインタビュー集を作りたいなと思っていたのだった。ここ10年、彼のことは追っていないので、もう自分にはできないから、…

「オアシス音楽史外伝」の収録完了

ラジオ番組「オアシス音楽史外伝」の収録を終えた。 真砂秀朗さんには打楽器ジンベをスタジオにもってきてもらい、それを叩きながらリズムの話をしてもらった。リズムを叩きながらリズムの話をするラジオ。前からしたいことだった。 真砂さんは、現在はイン…

海辺から棄民へ

海の家への興味から海辺、さらに海辺の集落への興味が広がっている。今週の水曜日、漁村のフィールドワークをずっとしてこられた研究者、中村茂樹さんという方にお会いした。沿岸強風地域の住居や季節によって住む場所を変えていく漁村の話などを聞いてきた…

「オアシス音楽史外伝」についての準備

ラジオ番組「オアシス音楽史外伝」の下取材のために,インディアンフルートの奏者でありAWAレーベルの主催者でもある真砂秀朗さんに会いにいく。今回の「外伝」は、レゲエではない海の家の音楽の歴史を聞いていく試み。興味深いのは、この葉山や秋谷には、世…

久留和海岸・人工リーフ設置計画反対についてのフライヤー

4月9日の朝は5時半に起きて、6時半にJR逗子駅。それから駅前で、葉山の南にある横須賀市の久留和海岸に人工リーフを入れる計画があることを知らせるチラシを配った。 先日のダイアリーに書いたように、「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)の漫画『…

山岡がビーチにやってきた

家から坂道を下っていくと久留和海岸になる。 ローカルのサーファーたちの遊び場として、このあたりの地域では知られている場所だ。 この海に人工リーフが入る計画があり、それに反対しているグループがあり、私がその会に参加していることは何度か書いた。 …