2004-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ものすごい作品を見た(塩水振動子ということ)

先週の金曜日は立教大学の文学部ドイツ文学科の高橋輝暁教授にお会いした。勝手に自分たちが行っているあるプロジェクトのためである。史的唯幻論の岸田秀、宗教社会学の橋爪大三郎、そしてヘルダーリン研究の高橋輝暁、いったいこのラインは何を示すのか。…

地面の傾斜について

夏草が枯れると通れる山道があり、秋になってからこの山道を通ってスーパーに行き、買物をするようにしている。帰りは野菜やパスタなどをいれたバッグをしょって山道を帰ってくる。片道40分くらいの行程だろうか、うねうねとした細い道を割合早足で歩いてい…

匿名性を宜保さんと一緒に(無名性について)

匿名性ということを違ったラインで考えたい。 匿名性の対義語はなんだろうか。 「無名性」ということではないだろうか。 たとえば、こんな無名性である。 「ぼくの内部には どうしても なにかしら欠落した痛みがあり それはいつもぼくを 奇妙に 苛立たせる。…

匿名性をあなた達と一緒に

夏のはじまりの海の家オアシスBBSでの、言葉の荒れ方について躓いたたままだ。夏が終わって涼しくなったというのに、みなさん、海の家への法的縛りについていろいろと語りあっているというのに、こちらはあの言葉の退廃の現場に躓いたままなのだ。 匿名性と…

『relax』!

本日発売された『relax』(マガジンハウス)で海の家についての記事を作っています。前にこの雑誌で海の家の記事を作った時(2000年)は、海の家作りを通して、「脱力した労働の身振り」というものを若い友人たちに伝えたかった。今度は海の家の記録を通して…

釜ケ崎まで

翌日は、映像記録の可能性を追求しているグループremoのメンバーに会うために動物園前のフェステイバルゲートという遊園地までいったのだが、時間がかなりあったので、近くをぶらぶらしてきた。通天閣を目指し歩き、その下では車のちょっとした接触事故があ…

「唐桑・海と森の大工」展

9月3日は大坂のINAXギャラリーに行っていた。 「唐桑・海と森の大工」展のオープニングだったのだ。 http://www.inax.co.jp/Culture/top/osaka.html この展覧会は、宮城県の最北東端に位置する唐桑半島で 現役の船大工として活動している岩渕文雄棟梁の仕事…