2006-01-01から1ヶ月間の記事一覧

下駄を履いたネズミ

早朝、台所の方からガサゴソと音がするので、行ってみたが何もいない。ネズミは逃げたのだなと思った。眠ると、また音がする。行ってみて台所の奥を見ると、ゴキブリホイホイがあった。ゴキブリがひっかからないので、そのまま放置していたものだ。覗くとネ…

父の言葉

子どもといえば、横須賀線に乗っていると、小学校に上がるか上がらないかくらいの男の子が長男に弟一人、妹一人の子どもたちと両親から成る家族に出会った。横に東海道線が走っていた時、父親が「ほら、見て、オレンジ色に塗装された東海道線の電車が走って…

500ポンドの口座

下見の日、東雲キャナルコートCODANにあるコンビニエンスストアとパン屋とカフェが一緒になったような店でコーヒーを飲んだ。若い主婦がおしゃべりをしている。団地の内部を貫くS字街路を歩く住民の姿を見る。それから『ブレア時代のイギリス』を読む(山口…

CODAN

先週は江東区にある「東雲キャナルコートCODAN」という都市再生機構が作った団地に行って下見をし、その後、関係者にインタビューを行なったのだった。 山本理顕、伊東豊雄、隈研吾、元倉眞琴といった建築家がデザインした共同住宅が立ち並ぶ、最新鋭の公団…

雪の日

雪ですね。 早朝から出かける用事をとりやめて、庭を見ながらチンザノの甘〜い奴を寝床に持ってきて雪見酒をすることに。 雪をぼんやり見て本も読む。『アンナ・カレーニナ』を読んでいたら地主たちが会話をしている。 「でも、どうやって百姓どもを教育する…

労働からの解放、読書、裸体(腰湯)

今日は生憎、曇りで、太陽は雲に隠れている。 陽を浴びて、本を読み、うつらうつらするという、冬の午前中の楽しみ、この厳し過ぎる今年の冬の唯一の楽しみができない。つらい。こういう時は腰湯だ。風呂場になぜかトルストイ『アンナ・カレーニナ』(新潮文…

朝の光の中で「公共空間としての海辺」についてのメモ

正月の頭からずっと原稿を書いていた(半分行き詰まっていたのだが…)。やっと、ちょっと一区切りできた。 しかし、本当に寒い冬ですね。 この海が一望できる家は風情があるが、風が無情に入る家、隙間だらけの家なのだ。 毎冬は、温室用のビニールで外側か…