NUSICのために海の家の話を録音

葉山町にはNUSICという名前のインターネットを使ったラジオ放送局がある。
地域の話題、たとえば、ある建物の保存の問題や、宅急便屋の人から見た葉山の町などが語られる放送をしている。
http://www.monado.net/nusic/




一昨日、その放送をやっている飯塚さんから電話があって、海の家のことについて語りたいんだけれど、やりませんか。とのこと。
それで昨日、アートカフェ(葉山芸術祭などをしているグループの事務所)に行って、話をしてきた。


オアシスの代表、朝山さんと、店長のサイケと一緒に海の家について語った。
どうして私が海の家について興味をもったか。


80年代前期にやっていた自由ラジオ局、ラジオホームランのこと。

自分がどんなふうに働くのか、悩んでいたこと。
こうしたことからスペースという問題が出てきたこと。
それとバブル期にスペースの転用という力学をつかんだこと。
90年代末に、オアシスなどの海の家に出会ったこと。
ニュースタイル海の家の空間に、働いて気持ちよいスペースや、
衰退した海水浴場の海の家を友愛とくつろぎのスペースに転用した力学を見、
興味をもちはじめたことなどの話をした。


和歌山の海の家BAGUSの話。
ニュースタイル海の家の第三世代の話。


それから今年の8月31日に、オアシスにものすごい数の若者が集まり(3000人)、駐車場や騒音の問題などが起こり、町の人が迷惑したという話になった。

オアシスのメンバーがこの件、ものすごい人が集まってきたこと、
人気が出てしまったことなどについて、とても悩んでいる。

私としては成長管理をした方がよいこと、
オアシス側が町の人々の意見をよく聞くこと、
町の人々が今、海辺で起こっていることをもっと知ることが大切であることなどを語った。

成長管理ということを違っていうなら脱力ということ。
ニュースタイル海の家は、脱力をどううまく出せるかがポイントだ。
店の人気をどのようにうまく脱力させるか、とても興味がある。


約1時間半の録音が終わって、その後、オアシスの音響担当の藤川さんに聞くオアシス音楽史につての話を飯塚さんと朝山さんにすると、大ノリ気。ラジオ番組にもなるし、文章としてもまとめられそうだ。

それからやきとり屋「伝馬」に朝山さん、飯塚さん、サイケ、カリシュウらと行く。飲んでいると「COYA」の人々やってくる。

この放送は、飯塚さんが編集してから公開されることになる。いつになるのかな?