海辺での行為をみつめていく日々

16、17、18日、宮城県唐桑半島に行ってきた。小さな造船所に3日間はりついての取材だった。海辺の労働を凝視していく時間。このテクストについては、9月になったら語り出せるだろう。


明日は5時過ぎに起きて九十九里の成東の海岸にいく。ここでは竹を使った海の家の建設作業を見ていく。葉山のニュースタイル海の家で行われている竹を使ったセルフビルド。(これはかなり魅力的な労働で、いろんなことを考えることができる。このことについてはまたの機会に)この葉山で行われていた、半分無意識的な労働スタイルを、意識化したような作業が成東の浜辺で行われている。その行為を九十九里のあのだだっ広い浜辺で見詰めてこようと思う。


それから一色海岸では、来週から新たな海の家プロジェクトが動きだします。このプロジェクトは、今までの海の家の建設作業とはまったく違った労働が関わってくる。それが浜辺でどのように展開されていくのだろうか。


町田市の学童保育などの子供たちを、幾つかの海の家によび、ワークショップを行う計画も進行中。浜辺で子供たちとジャンベなどを叩きながら遊ぼうと思っている。


茅ヶ崎のサザンビーチでは、昨年、三浦海岸で浜辺で拾ったペットボトルを壁にした海の家を作った早稲田の建築学科の中江さんがデザインした海の家が建設中。ここではキャッシュレスタグを使った浜辺での人間の行動を観測していく実験を計画している。海辺の行為を見ていく魅力的な試みになればいいと思っている。


その他、まだまだ動きはあるのだが、明日は早いのでここあたりにしておこう。