「占領に反対する芸術」展

今朝はいい天気だった。
窓の向こうには、春の静かな海が、広々とゆったりと、まだ春ではないのに広がっている。


銀座で用事の帰り、第5回「占領に反対する芸術」展に行く。


2004年3月8日(月)---3月20日(土)(14日(日)休廊)
11:00a.m.---7:00p.m. (初日8日は5時より、最終日20日は5時まで)
地球堂ギャラリー(銀座,博品館そば)
東京都中央区銀座8-8-6 銀栄ビル2F/3F
地球堂ギャラリー
Tel.: 03-3572-4811/03-3572-6379


イスラエルによるパレスチナ占領に反対する展覧会で、世界の様々な美術家が作品を展示している。
オープニングのパーティーがあったのだが、ほんとに年寄りばかり。ビデオではパリのデモの風景が流れているのだが、その若者たちの元気のいいことといったら。

でも年寄りでもいい。


サーミア・ハラビーという1936年、エルサレムに生まれ、48年に難民となり、家族でアメリカに移住。そこで絵描きになった女性がいた。その人の花や蛇などがからみつくような絵があったのだが、この人の絵をもっと見たいと思った。本人はアメリカ映画でよく見るような品のいいおばあさんだった。


そういえば、夕べは、ミャンマーからアメリカに移り住んでいる夫婦と食事をした。キリスト教の信仰の世界のいる人たちだが、きっと東南アジアのシャーマンの世界と深く結びついた人だと思う。アメリカは不思議な国だとつくづく思う。