11/12横浜トリエンナーレ/ラジオの予告

何度かここで書かせていただいていますが、明日、11/12の横浜トリエンナーレの「FMヨコトリ」でやるラジオの予告です。
ラジオホームランや、亡くなったアーティスト宮前正樹君のことを語りつつ、1980年代のことを考えてみるパーティになると思います。


そのラジオパーティーでは、話し合いつつ、映像や音楽もかけていこうと思っています。


フェリックス・ガタリたちが、山谷と下北沢のホームランを横断する模様を撮影したビデオや、宮前正樹君が唄っているロック歌謡『川崎で生まれた男』など。


『川崎で生まれた男』には、「ハシャギすぎた企画会議の帰り 京王線に乗りながら もうちょっと疲れちゃった 多摩川を渡ると 少しだけホッとする」という歌詞が唄われています。80年代後半からそして90年代にかけて、ある種の日本のアーティストとキュレターが経験したであろう、「ハシャギすぎた企画会議」を思わせる泣かせるロック歌謡となっています。


ラジオホームランで放送したラジオ演劇『袋吐息』。これは浅田彰の『構造と力』を意識しつつ書かれた脚本を基に作られたものです。当時の袋小路的構造にはまりこんだ若年労働者たちの「吐息」による労働演劇であると同時に、楽しげな音が織りなすレビューとなっています。


それから、竹田賢一らのA・MUSIC や、コクシネルなどの音源も用意しようと思っています。

(構成や装置の都合上、流せないこともありますので、ご了承下さい)

時間は午後1時過ぎから約2〜3時間。
場所は会場内の「4A」ブロックです。