blogのような小さなお店

hi-ro2006-06-21

流しや冷蔵庫を備えた一坪ほどの小型店舗ユニットが売り出されている。
ベイシティサービスという会社が開発した「壱坪繁盛」という小型店舗ユニットだ。室内には簡単な厨房機器や照明、電源類が付いていて販売価格は350〜450万円。食材や資材の仕入れルートなどを紹介したり保健所の申請なども無料でしてくれるサービスが付いているらしい。
http://www.bcsad.co.jp/


小屋のような店をもって商売をしたいなと思っている人は案外多いだろう。しかし、小屋を作る技術もなく保健所などへの申請もわからない人もまた多い。ホームページが構築できなくて、こうしてblogなどを安易にやっていくように、このような小さな小型店ユニットを買って、するすると小さな商売をしてしまう人たちも出てくるのかもしれない。


小屋とか仮設建築というものが、もっと社会を変えていく方向になるものにならないかとずっと思っていた。この小型店舗は、その方向へと一歩踏み出したところがある。
飲食業のノウハウの教育も付いている、webでいえばblogのような安易なあり方が、小さすぎる店を力をもった小型仮設建築にしている。
とても意味がある。
こういうところから、世界が少し変わっていけばいい。