いくつかの海の家に関すること

今日は腰越の海の家「KULA」で、『海の家スタディーズ」の共著者である畔柳昭雄教授と一緒に新聞社Aの取材を受ける。畔柳教授は新聞社Bや放送局Cから、あの本を読んだ制作者から取材を受けているし、昨日は朝日新聞の書評欄で昨年出版の本にも関わらず本の紹介があったり、最近本をめぐる動きが出てきた。
帰りに江の電の由比ケ浜で降りて、海の家を見てまわる。
「パパイア」。「きょうの猫村さんの海の家」といえばよいのだろうか、あいかわらず独特ですね。
材木座の海の家「バンビーニ」を見る。
ここは4年前から関東学院大学工学部建築学科の学生たちが、建築の一部の設計・施工に参加している。今年は「関数空間-自律生成する木造トラス」をテーマにした、長さ45〜120センチの角材を幾十にも重ねて作り出す壁のような門のようなものを作っている。
新聞の写真ではなかなか魅力的なものに見えたのだが、はっきりいって実物はそれほど魅力のある構築物ではなかった。これはもっと巨大だったらおもしろかったんだろうな。
このアイデアのさらなる拡大実現化を関東学院大学工学部建築学科の学生の方々には期待したいです。
この海の家のオーナーは、海の家を観光資源としてだけでなく、教育の場としても考えているようだ。さまざまな可能性を感じられる海の家だった。
夜、葉山・森戸海岸オアシスへ。DUBSENSEMANIAのライブ。
店内で、数年前なかなか魅力的な海の家を経営していたT君と再会。今は某国で環境マネジメントの勉強をしている。環境マネジメントという学問に沿った形で、海辺環境をよくするための海の家経営という考え方についての話をした。