名古屋と昭和時代のモノ

21日の土曜日、名古屋芸術大学で、講義をしてきました。
「『海の家スペース』を通して『都市』を見ていく」。
「海辺の歴史」「サイクルを描く時間」「空間の転用という」など、いくつかのテーマにわけて、かなり細かく話をしてきました。
セッティングしてくださった名古屋芸術大学のT先生、ありがとうございました。


授業の後、学生(ユニクロ入社決定)から、愛知県幡豆郡吉良町というなかなかおもしろい街について、そこにあるカフェのこと、さらに海の方にいって(ちょっと地域が違うかもしれないが)釣り広場(?)という海辺の交流場所についての話を聞く。鼻がぴくぴくと動く話でした。


それから、北名古屋市役所の隣にある「北名古屋市歴史民俗資料館」に連れていってもらう。ここは別名「昭和日常博物館」というスペースで、昭和モノがいっぱい集められている、とても楽しい場所。
http://www.city.kitanagoya.lg.jp/tanoshimu/minzoku/index.shtml

ちょうど当日は、ラジオがいっぱい集められていた。
たくさんのラジオがモノとして輝いていた時代のラジオをいっぱい見てきました。


名古屋地域は、モノ研究や路上観察系の研究者やコレクターが多いところなのです。名古屋の文科系の人と話をしていると、モノ研究や路上観察の人たちの影を強く感じます。都市文化研究をする人、都市文化愛好者にとっては、この地域、特別な場所ですね。


引っ越しの際、近所にさらっとあいさつしただけだったので、名古屋名物ういろうをお土産に買って帰京。日曜日、近所の方に、ういろうを配りながら、ご挨拶。