シュヴァンクマイエル展、あと少し

8月23日、ラフォーレミュージアムに行って、「ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展」の仕込みを見てきた。
運送会社の作業員たちが交錯する会場に入ると、
ちょうど木箱から映画『アリス』のうさぎのぬいぐるみが取り出されているところ。
そいつはじっと丸くなって眠っており、作業員に抱かれてアリスのコーナーの奥へと連れていかれた。


凶暴なタランチュラや藁人形の女などが、木箱からどんどん出されていく。壁にはチェコ語のロゴを貼っていく不思議な顔をした経師屋の男。会場の同時多発劇をみつめながらゆったりと交通整理しているのが、寺山修司澁澤龍彦の展覧会に関わってきた大澤さん。


シュヴァンクマイエルさんに挨拶し、展覧会の図録を渡した。
今回の展覧会の公式図録は黒で統一されています。
シュヴァンクマイエルさんも気に入ってくれたようで、図録を一通り見終わった後でにこりと笑い握手をしてくれた。
オープニングの25日まであと少し。