ポータブル・アーキテクチャーとポータブル・ミュージック

一昨日、インターネットラジオnusic用のテーマミュージックの録音を終えた。
作曲と演奏を依頼したのは、くちぶえ奏者の分山貴美子さん。
彼女は、サザンオールスターズのベーシスト関口和之さんのレコーディンやウクレレ・ピクニックに参加したり、なかなか興味深い音楽活動をしている人だ。


テーマ音楽も出来たので、神奈川県立近代美術館葉山についての番組の最終編集作業に入っていこう。


さて、葉山の海辺ではもう海の家の建設が始まっている。
毎年のことだけど、海の家のスタッフたちが行なう建設作業は魅力的だ。
浜辺で作業をしている彼らと話す。そして家に戻って、いくつかの雑誌のために海の家の原稿を書いている。


今、思い出したのだけれど、
みかんぐみが、「ポータブル・アーキテクチャー」といっていた時があった。好きな場所にいって取り出したり、しまったり、また他の場所へ運ぶことが簡単にできる建築のことだ。海の家もポータブル・アーキテクチャーとして考えられることができる。
そして、くちぶえ音楽は、好きな場所を見つけた時、その風景を楽しみながら簡単に演奏できる「ポータブル・ミュージック」。
海の家とくちぶえ。それをからませて小さな旅についての原稿も書きたくなってきた。