2004-01-01から1年間の記事一覧

申し訳ありません。4/18の原稿を訂正します

大変申し訳ないことをしてしまいました。 4/18の原稿「『ニュースタイル海の家』と『「暮らしの手帖」ポストモダン版』について」に8月の頭に重要なコメントがついていたのですが、気づいていませんでした。id:hi-ro:20040418私はこの原稿で、雑誌『ku:nel…

渋さ知らズ、海の家に登場!

ここで大ニュース!あの「渋さ知らズ」が一色海岸の海の家「海小屋」に登場する。●8月21日(土曜日) 「納涼 渋さ踊り大会 うみごや」渋さ知らズ 浴衣着用の方には抽選でおしゃもじ、プレゼント。 16:00スタート〜18:00まで(当初18:00〜2…

パリ・プラージュ

7/22の日記で「パリのセーヌ川岸に砂が敷かれビーチになる」という、パリのイベントについて書いた。知り合いがパリに住む人に、その「パリ市即席ビーチ」について「実際、どうなっているの?」と問い合わせてくれた。さっそくパリのKさんから写真とメールが…

雑誌

本日発売の『Invitation』(ぴあ)で、海の家についてのコラム書いていますので、見てやって下さい。 金城武が表紙、特集はアジア映画で美しい中国映画の俳優たちの顔が並ぶ。王家衛の『2046』は『花様年華』の続編なのか(監督は否定しているが)。香港返還…

ひぐらし忌

書評家の倉本四郎さんの一周忌「ひぐらし忌」に行ってきた。 週刊ポスト、週刊現代、平凡パンチ、 週刊誌全盛期、喧噪の編集部で書き編集し朝まで飲んだ男たちが 今は癌になり、ある者は死にある者は生き延びた。 残った男たちが、煙草を吸い酒を飲んで笑っ…

造船所跡地にて

大阪の湾岸部、北加賀谷にある名村造船所跡地に行ってきた。 最近は造船所といった場所が、自分にとって身近な場所になってきているのか、必然的に自分が行くべき場所として、そこはあった。 広大な敷地に、船が停泊する施設、実寸で図面を床に描く製図室、…

今日も海沿いの道を歩いて

今日も海沿いの道を歩いて『オアシスBBSに寄せる五行詩』を知り合いの人に配ってきた。夕方、ある人の家にいったらお母さんが子供とお風呂に入っていた。外から声をかけて洗濯機の上にパンフレットを置いてきた。 一色海岸の海の家の人にも配ってきたけれど…

オアシスBBSに寄せて

本日、私が詩と絵そして編集をした 『オアシスBBSに寄せる五行詩』という小さなパンフレットを 友人たちに配ってきた。 暑い中、海沿いの道を歩いて この人に言葉を届けたいと思った人たちに配ってきた。 実はこの夏、森戸海岸の海の家オアシスのBBSが大変な…

旅芸人の音楽

今日は、一緒にいるDの祖母の葬式に参列した。Dの一族らしい徹底的に解体された葬式。遺体を囲んでいろんな唄を唄ってきた。ハルさんということで「春の小川」、強烈なクリスチャンがいるので賛美歌、やっぱり最後だから「螢の光」など。 この一族とはいろい…

『MEMO』です

アルミ海の家などを扱った記事が載った雑誌『MEMO』9月号が、7/26に発売されます(ワールドフォトプレス)。私、渡邉裕之が造った記事です。書店など寄りましたら見てやって下さい。 右の写真はアルミ海の家の、海小屋SUS。撮影は写真家の佐藤隆俊さんです。

ちょっとした話題を

●パリにビーチが登場7/21からセーヌ川岸に砂が敷かれビーチになる。ビーチ・チェアーやハンモックもあり、図書館もセーヌビーチにオープン、もちろんカフェも建つから海の家もパリにできたことになる。確か、今年で3年目のイベントだったはず。今年のニュー…

ある書店で

昨日はひさしぶりに東京にいった。用事がある出版社に行くのに、ちょっと時間があったので本屋に寄ってみた。ちょうどあれは雑誌の『PEN』を立ち読みしてた時だろうか、中南米のいやに色気のあるおじさんたちの顔が続く写真のページを見ていると、目の前で若…

湘南ビーチFM

湘南ビーチFMのラジオ番組にゲスト出演して、海の家について話をしてきます。(周波数78.9) 7月15日午前10時40分から20分ほど。 湘南地域の方で、午前中暇な方がおられたら ぜひ聞いてみて下さい。

見事に記憶に残らない大人たちがいた浜辺

20代の時に出会った年上の人で、強く惹かれた人に、斉藤次郎さんがいる。「子供」をテーマにした文章を多く書いている人で、この人と遊んでいると、「遊び」のドキドキ感、キツさが胸に染みて、なんだかすごく揺さぶられた。数回しか会ったことがなかったが…

今日は選挙の日

カスピ海ヨーグルトにパイナップルを切ったものを入れて、それにプラムを一つ食べ、これから選挙に行ってくるからね。みんなもいってらっしゃい!

九十九里/昭和30年代的粗雑さ/葉山/裕次郎的忘却

昨日は、一色海岸のアルミ建築の畔柳昭雄教授が同時にデザインした竹フレームの海の家がどう使われているか見てくるために、九十九里浜の本須賀海岸に行ってきた。 九十九里浜あたりの方には申し訳ないが、私はこの地域の海の家が発する雰囲気や実際の人間が…

水中ナンバウォーク

ずっと甲野善紀氏について稽古してきたN氏よりメール。 発売中の『ウォーキングマガジン』8月号(講談社)の特集が「水中ナンバウォーク」なんだそうである。 「ナンバウォーキング」といっても、水中を歩くのではなく「歩く動作で泳いでい る」のが普通と違…

二次会はオアシス

海小屋でごはんを食べて、友人と飲んで、オアシスへ。なんかとても大きな空間に見える。巨大な納屋のようなクラブのようなところで飲んでいる感じがしておもしろい。14日にビーチクリーンパンフの会議があるのですが、二次会はオアシスですね。当日は1時間…

アルミ海の家

原稿書きあげられたこともあり、夕方から一色海岸へ。海小屋SUSでビール。アルミ海の家だんだんよくなっている、うれしい。この海の家、海小屋のオーナーM氏のライフスタイルに合わせた形態でもある。彼は夏は海の家を経営し、冬はスキー場のイベント関連の…

唐桑

このところ、ずっと唐桑半島で木造船の造船所をやっている船大工に関する原稿をずっと書き続けていた。森の文化と海の文化を跨ぐ船大工の技術。釘を使わないで板と板を繋げてしまうマジックのような技術。それをじっと言葉化していく作業だった。けっこうな…

また新プロジェクトをひっそりと

7月3日(土曜日)、新しいプロジェクトを開始した。 これから少しづつ大学の研究者たちに会っていく。 まず最初に社会学の橋爪大三郎先生の授業に参加させていただいた。宗教社会学がテーマの授業だった。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、神と人との契約…

ビーチクリーンパンフ

このblogを読んでいる方で、葉山近辺に住んでいる方へのお知らせ。 ================================= ●「ビーチクリーンパンフのための会議」をします!アートカフェで出しているビーチクリーンシリーズの次号を 秋の始…

オアシスのステージの位置の移動について(1)

オアシスは空間構成が大きく変化している。初日ということもあり、人がものすごく多く、この空間構成がどのようなものなのかは、今はうまく語れない。しかし、ステージの位置変化のことだけは書いておきたい。 ステージがあったところがバーカウンターとなり…

アルミ海の家

7月1日、海開きの日。 森戸海岸、一色海岸の浜辺で、海の家がオープンした。アルミで作った海の家に行って、この建築物をデザインした日大の海洋建築工学科の畔柳教授とその研究室の学生に会う。これはセルフビルド建築の可能性を意識した海の家。千葉県の成…

黒田オサムという人

今日は、池田文痴菴や南陀楼綾繁など、ディープな名前が出てきているので、この人の名前も出してしまおう。黒田オサムである。友人が雑誌『サイゾー』の今月号で都築響一が黒田オサムをとりあげているわよと教えてくれた。本屋で立ち読みしたら確かにいた。…

ナンダロウアヤシゲな日々

さて、その南陀楼綾繁氏が本を出した。「ナンダロウアヤシゲな日々」(無明舎出版)という本である。古本のこと、タウン誌のこと、ミニコミのことがいっぱい細かく書かれた本だ。この本の隠し味は、逃避としての読書の味わいがあるところだろうか。たとえば…

海の家「キャンプストア」

またまた唐突だが、そういえば前に、本関係のエッセイスト南陀楼綾繁さんから「森永製菓の歴史を調べている。昭和初期に葉山や逗子などの海岸で、夏に森永や明治製菓が『キャンプストア』というのをやっているのだが、何か知らないか」と聞かれたことがあっ…

浜辺とアニメ

ここで突然思い出したのが、ある元アニメーターの人、林静一だったろうか、そういった人の思い出ばなし。 60年代のある夏の日、アニメプロダクションの面々は伊豆の漁村に数日泊まりがけで遊びにいく。最初は遠巻きに見ていた漁村の子供たちも、何日か立つと…

ビーチクリーン

浜辺の美しさとそこに流れついているジャンクたち。その光景をどう編集すればいいのだろう。その構想のために、早朝、アート・リンゼイのCD「Noon Chill」を聞いていた。それから、今日はひさしぶりに久留和海岸でビーチクリーンをした。

ガートルード・スタイン/落石八月月・文体

今、ウチでは、映画「月の出をまって」(ジル・ゴッドミロー/1987)を見てから、ちょっとしたガートルード・スタインブーム。パリで長い時間を過ごした作家ガートルード・スタインは、ピカソ、マチス、ヘミングウェイなどを支援した人で、彼女とその秘書で…